2016.05.09
頭痛・めまい等について
頭痛
強い頭痛を感じると、脳梗塞などをご心配される方がいらっしゃいますが脳梗塞の場合は、頭痛以外にも巧緻動作(手先の細かな動作)がしづらい・ろれつが回らない・急に歩けなくなってしまうなどの症状が現れます。 そういった特殊な病気で引き起こされる頭痛を除き、頭痛の原因は6~7割が 頚の張り・循環不全が原因だといわれていますが他にも睡眠障害・精神的なストレス・不良姿勢・眼精疲労など様々なものがあり、分かっていてもなかなかその原因となる事をやめられないので市販の頭痛薬を服用して症状を抑えていらっしゃる方も大勢いると思います。
当院では、まず原因となり得る事を問診等で探し出し可能な限りで日常の姿勢指導やストレッチ、生活習慣の改善などをお伝えします。 鍼灸治療は頭痛に大変効果的でWHO(世界保健機関)やNIH(米国 国立衛生研究所)でも効果があると認められております。
他にも吸玉や整体などでもアプローチできますのでお悩みの方はご相談下さい。
めまい
めまいや耳鳴りは、脳神経外科・耳鼻科・整形外科・内科等でいろいろ検査しても特に異状はないとされ他の科を紹介され結果的に、たらい回しにされている気分になってしまう方も多いと思います。 当然、検査であらゆる病気を除外していく事は大切ですし異常が見つからないことは身体にとって良い事ですが、異常がないのに治らないのも辛いと思います。 それだけ「めまいや耳鳴り」は原因も特定できず治らない症状ということだと思いますので、継続的な治療が必要です。
当院では鍼灸治療の他、レーザー(近赤外線)を頚の前方部にある星状神経節に照射することで自律神経の調節を図ります。 自律神経の乱れは、他の不定愁訴にも関係しており現代のストレスを抱えた方は特にケアが必要なところです。 めまいなどでお困りの方はお気軽にご相談下さい。
2016.05.09
膝の痛みについて
変形性膝関節症 個人差はありますが、加齢による痛みの代表的な疾患の一つが変形性膝関節症(OA) です。症状は、運動開始時痛(motion starting pain)や正座ができない・膝に水が溜まる・階段を降りる動作が辛い等、日常生活の様々なところで支障をきたします。 加齢や急激な体重増加・過去のケガ(膝の骨折や靭帯断裂)等が誘因としていわれていますが、必ず年をとれば痛くなる・体型が同じなら全ての人が痛くなる・わけではありません。医療機関で、加齢や体重を理由にされて説明を受けると思いますが、それが一番納得いく・納得せざるを得ないからだと思います。当然間違いではありませんが、だからといって諦めてしまうのではなく他の原因を考え、少しでも除外することで痛みが軽減させる事も可能だと思います。 料金表はこちら
2016.05.09
腰・背中の痛みについて
腰痛 人間が二足歩行を獲得する代償として出現したといわれているくらい昔から人類にとって悩みのタネが腰痛です。疲労や日々の生活習慣によって作り出される腰痛もあれば、重いものを持った瞬間に「グキッ」となるものなど様々な腰痛が存在します。 腰椎椎間板ヘルニア(LDH)や脊柱管狭窄症(L-SCS)と病院で診断を受ける方も大勢いらっしゃると思いますが、症状が改善しにくいのが現在の実態だと思います。 そもそも腰痛になる原因は腰に問題がある場合のほか、足の筋肉の固さ・骨盤や背骨の動きの悪さ・下肢の各関節の問題・精神的なストレスが影響することさえあります。 精神的なストレスに関しては近年、特にテレビでも取り上げられるほど注目されており、心療内科へ通院される方もいらっしゃいます。 そんな原因が多数ある腰痛ですので、治療アプローチもたくさんありますが、一番大切なのは身体をどんどん動かすことです。安静は治療や症状を軽減させるのではなく、悪化させることが多いのです(急性の腰痛症・炎症期は除く) とは言ってもどのタイミングでどの程度動かすかが分からないと思いますので、お悩み・お困りのかたは一度ご来院ください。
背中の痛み 背中に付着している筋肉のほとんどが頚や腰あるいは腕まで伸びているものが多いため他部位から関連して痛むことがあります。 頚からの影響で ズキッと 走るような痛みもあれば腰から背中まで突っ張る様な張る痛みもあります。頚や腰を回したり動かしたりされる方が多いと思いますが、背中を動かすことも大切で、背中の動きが悪いため、頚や腰に痛みが出る場合もあります。
2016.05.09
頚・肩の痛みについて
頚~肩の痛み・はり
頚~肩の症状は、デスクワークで長時間同じ姿勢でいることや不良姿勢・運動不足・精神的なストレス等が原因のいわゆる現代病のものが多いと思いますがよく訴えを聞いてみると、手にしびれ(numbness)や違和感・脱力感がある、背中に沿って痛みが走る等の症状を訴える方がいますが、これはただの慢性的な凝りではなく、頚椎椎間板ヘルニア(CDH)や変形性頸椎症・胸郭出口症候群(TOS)なども考えられます。
ただの肩こりと違う点は、頚~肩の症状以外に腕や手にかけての症状がみられることもあります。手の症状が、頚からなのか・手の症状からかを精査し治療プランを立てます。
当院ではしっかりと精査、評価し必要であれば医療機関をご紹介させて頂く事もございます。
治療方法
原因となる箇所(椎間板・神経根・筋肉等)が特定されたら、アプローチ方法(電気・手技・鍼灸・整体等)を決め治療していきます。
治療回数・時間はどうしても限りがございますので、ご自宅で行って頂くhome exをお伝え致します。
肩関節周囲炎(五十肩)
特に夜間の眠れない程の痛みや腕が挙がらない・着替えが困難などの症状が現れます。
原因は、幾つかの仮説はあるものの特定はされていません。が、その割に罹患率(五十肩になる人)は高く辛い思いをされている方も大勢いらっしゃると思います。
炎症期・拘縮期・回復期の3つに分けられ、時期により治療プランが異なりますので、間違った方法・時期に行うことで症状を悪化させてしまう事もございますので注意が必要です。
炎症期(freezing phase)では、安静時に痛みがあり、特に夜間痛が強く、ひどい時は肘の辺りまで痛みが拡がります。肩を下にして眠れない事も多く睡眠までもが妨げられます。初期は安静にする事や症状に応じて三角巾等で固定します。
拘縮期(frozen phase)は、炎症期に痛みで動かせなかった肩が拘縮(筋肉や関節が固まってしまう)し、挙げられなくなってしまう・挙げられても途中で痛みが出てしまう等がみられる時期です。この時期は状態に応じてですがどんどん動かしていかないと固まってしまう時期です。
回復期(thawing phase)は、関節可動域や症状が徐々に軽減・改善していく時期です。
ここまでの3つの期間が過ぎるまでに、数か月から最大で3年ほどかかると言われる事もあります。
まずは、上記3つの時期(phase)のどこに当てはまるかこちらでエコーや各種徒手検査をさせていただき評価をします。
炎症が強ければ、アイシングや超音波で鎮静化させ、拘縮が強ければ、電気や鍼灸、手技にて緊張を落とし動きを改善させていきます。
自宅で行って頂くhome exもお教えいたします。
2016.05.09
スポーツによる怪我の治療、再発予防~ケアが必要な方
スポーツによるケガといっても様々なケースがあり、 一度の外力で起こる骨折・脱臼・靭帯損傷(断裂)・筋損傷(断裂)や 何度も繰り返し負担がかかり傷めてしまう疲労骨折・軟部組織損傷があります。 当院では、エコー(超音波観察装置)にて患部の状態、骨折の有無、肉離れの損傷度合、 腱が正常に動いているか等をリアルタイム(動画)でチェックし、予後や治癒過程・スポーツ復帰までのプランなどを決めます。 その際、必要であれば固定(ギプス・シーネ・テーピング)や筋肉をサポートする目的でテーピング等もします。 先ずは痛みの原因を見つけ評価し、超音波・レーザー・鍼灸治療他にてアプローチし軽減・鎮静化をはかります。 痛みが軽減されたら、競技特性を考慮した上で徐々に復帰へ向けたトレーニングをしていきます。 特に中・高校生は成長期で身体が急激に変化する事や練習量の増加により、 ケガや痛みに悩まされる事が多いので定期的な受診をおすすめ致します。 ケアをする事でケガを未然に防ぐことも重要です。
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