2016.05.09
頚・肩の痛みについて
頚~肩の痛み・はり
頚~肩の症状は、デスクワークで長時間同じ姿勢でいることや不良姿勢・運動不足・精神的なストレス等が原因のいわゆる現代病のものが多いと思いますがよく訴えを聞いてみると、手にしびれ(numbness)や違和感・脱力感がある、背中に沿って痛みが走る等の症状を訴える方がいますが、これはただの慢性的な凝りではなく、頚椎椎間板ヘルニア(CDH)や変形性頸椎症・胸郭出口症候群(TOS)なども考えられます。
ただの肩こりと違う点は、頚~肩の症状以外に腕や手にかけての症状がみられることもあります。手の症状が、頚からなのか・手の症状からかを精査し治療プランを立てます。
当院ではしっかりと精査、評価し必要であれば医療機関をご紹介させて頂く事もございます。

治療方法
原因となる箇所(椎間板・神経根・筋肉等)が特定されたら、アプローチ方法(電気・手技・鍼灸・整体等)を決め治療していきます。
治療回数・時間はどうしても限りがございますので、ご自宅で行って頂くhome exをお伝え致します。
肩関節周囲炎(五十肩)
特に夜間の眠れない程の痛みや腕が挙がらない・着替えが困難などの症状が現れます。
原因は、幾つかの仮説はあるものの特定はされていません。が、その割に罹患率(五十肩になる人)は高く辛い思いをされている方も大勢いらっしゃると思います。
炎症期・拘縮期・回復期の3つに分けられ、時期により治療プランが異なりますので、間違った方法・時期に行うことで症状を悪化させてしまう事もございますので注意が必要です。

炎症期(freezing phase)では、安静時に痛みがあり、特に夜間痛が強く、ひどい時は肘の辺りまで痛みが拡がります。肩を下にして眠れない事も多く睡眠までもが妨げられます。初期は安静にする事や症状に応じて三角巾等で固定します。
拘縮期(frozen phase)は、炎症期に痛みで動かせなかった肩が拘縮(筋肉や関節が固まってしまう)し、挙げられなくなってしまう・挙げられても途中で痛みが出てしまう等がみられる時期です。この時期は状態に応じてですがどんどん動かしていかないと固まってしまう時期です。
回復期(thawing phase)は、関節可動域や症状が徐々に軽減・改善していく時期です。
ここまでの3つの期間が過ぎるまでに、数か月から最大で3年ほどかかると言われる事もあります。
まずは、上記3つの時期(phase)のどこに当てはまるかこちらでエコーや各種徒手検査をさせていただき評価をします。
炎症が強ければ、アイシングや超音波で鎮静化させ、拘縮が強ければ、電気や鍼灸、手技にて緊張を落とし動きを改善させていきます。
自宅で行って頂くhome exもお教えいたします。
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