2016.05.30
整体・骨盤矯正
整体というと、骨を「ボキボキ」とならしたりするイメージが強いと思いますが、骨を鳴らす事だけが整体というものではありません。
整体に定義はあるものの漠然としており本人が「整体」といえばそれは整体になり医療資格者でも無資格者でも整体は行えます。
当院ではまず整体治療を希望された場合、主訴をお聞きし身体のバランス・筋力・各関節の動きなどをチェック・評価させて頂きます。その後、痛みや訴えの原因となっている箇所を見つけ出し、根本的な治療をさせて頂きます。
治療例としては、急性の腰痛症(ギックリ腰)で来院された場合、痛みが強い急性期には鍼治療や超音波で炎症や疼痛を抑え、症状が安定した後、整体にて根本的な治療を致します。
骨盤や肩の左右の位置・高さ・背骨の曲がり具合、各筋肉のバランス・強さ等 より広い視点から評価しアプローチ致します。
根本的に身体の痛みや悩みを改善したい方はご相談ください。
2016.05.25
変形性膝関節症 膝蓋骨骨折
膝の痛み(変形性膝関節症)について解説。膝蓋骨骨折の既往
膝の痛みを訴え来院された女性で、以前医療機関にて、変形性膝関節症と診断をされたそうです。
膝の痛み(変形性膝関節症)ってどんな症状?
変形性膝関節症(以下膝OA)は、膝の軟骨や半月板(meniscus)などのクッションがこすれて薄くなり、やがて骨棘(骨のトゲ)ができ変形し徐々に膝関節の可動域制限(ROM limited)がでてしまう病態です。主症状は運動開始時痛(motion starting pain)や膝周辺の腫れ(swelling)、症状がひどいと安静時痛(rest pain)や夜間痛も出現します。
日常生活では、正座ができないことや階段の上り下りが辛い(特に下り)・歩き出しの一歩が痛む・立ったり座ったりが困難…など様々あり、正座はできる方からすれば何ともない動作ですが、できない方からするととても痛く辛い動作になります。ですので今はまだ正座もできるし膝の痛みもないから心配いらない…とは思わず膝周辺を含め下肢の筋力が弱くならないように定期的な運動・エクササイズを心がけることが大切です。
膝の痛み(変形性膝関節症):膝に水が溜まるって本当?
膝OAになると「お水が溜まる」という事を聞いたことがありますか?通常、膝の関節には軟骨や半月板(クッション)が存在し、摩擦・摩耗しない為に「関節液」が関節包内(関節を包む袋)に充満しています。
この関節液が、加齢や急激な体重増加、筋力の低下等により、摩擦・摩耗が進むと当然ですが関節への負担が増大します。その負担を減らすために少しでも潤滑を良くしようと、過剰に出過ぎたものが「お水」となります。
ですので身体の防衛反応として起こることですので、「お水」じたいは悪いものではなく、「お水」が過剰に出すぎてしまう膝の環境が悪いということです。
「お水」の色は透黄色(薄い黄色)が通常で、関節の中が傷ついたりすれば出血するためピンク色に近くなり骨折や靭帯損傷が起これば赤く、血の色となります。これは病院で膝に注射をした際にわかります。
膝の痛み(変形性膝関節症):お水を抜くのはクセになるの?
変形性膝関節症の患者様からよく、「お水を抜くとクセになる?」と聞かれることが多いのですが、実際のところクセにはなりません。先ほど述べたように抜いても・抜いても「お水」がでてくるのは膝の環境が悪いからです。注射ができない私どもの資格者の中には、「お水」は抜かなくていい・抜いてもまた出るから意味がないとおっっしゃる方もいらっしゃいますが、私個人の意見としては膝に「お水」が溜まると関節内の圧が高まり曲げ伸ばしがしづらくなります(空気がパンパンに入った風船のイメージ)ので、そのままにしておくと膝のツッパリ感や関節の動きが悪くなるため、あまりにも溜まっていれば一度抜いてしまった方が患者様にとっては良いと思います。
もちろんずっと継続的に抜くことがいいとは思いませんので、その後の治療・運動が大切だと思います。
当院で、運動方法・エクササイズをお教えいたしますのでお気軽にお申し出ください。
1枚目:膝の半月板が摩耗し軟骨が減り関節が変形し関節内に「お水」が溜まっています。
2枚目:数年前にpatella Fx (膝のお皿の骨折)をしたそうで、癒合はしているもののまだはっきりと骨折部の段差が分かります
自律神経症状でお悩みの方はこちらをご覧ください
《自律神経症状には星状神経節へのアプローチが大事》
交通事故後の痛みでお悩みの方はこちらをご覧ください
《交通事故後の痛みについて》
交通事故後の痛み・むち打ち損傷・肩こり・頭痛・耳鳴り・めまい・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。 初診(初めて)の方はお電話にてご連絡下さい。
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2016.05.23
オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter病)
本症は成長期の骨化過程にある力学的に脆弱な脛骨粗面部に生じる骨端軟骨の炎症、あるいは微小剥離骨折と考えられている。サッカーなどをする10~14歳の男児に発症することが多い。原因として成長期における急激な骨成長による膝の大腿四頭筋の過緊張がいわれている。
言い換えると、昔でいう『膝の成長痛』です。小学校高学年になるにつれて運動量・練習量が増え、筋肉の成長・疲労感等による負担も増えます。筋肉の成長スピードに骨の成長スピードがついていけず、アンバランスとなり余計に骨の軟骨部分への負担が大きくなり炎症がおき痛みが発生します。
この膝の痛みを訴えるスポーツ選手は、たいていモモの筋肉が固く、股関節を含め下肢の関節の動きが悪いことが多いです。ですので特に下肢の筋肉の柔軟性を改善し各関節の動きをつける事が大切です。
このスポーツ障害は、成長期を過ぎれば痛み自体は軽減され日常生活への支障もなくなりますので心配いりませんが小・中・高校と運動量が盛んな時期に痛みが出現し練習に参加できないということは、上達しづらく、メンバーから外されたりすることを考えると辛いケガだと思います。
当院では、エコーにて状態を確認後、超音波・レーザー治療で炎症や痛みを抑え、ストレッチやモビライゼーションにてアプローチしていきます。
下記は膝の骨の成長段階の図です。
オスグットはbのapophyseal 期に多いとされています。
エコー画像はdのbony期です
2016.05.21
交通事故後の痛みについてご説明致します
交通事故後の痛みについてご説明致します
交通事故後の痛みの大半は後方からの追突による「むちうち症」です。この場合、頚から背中にかけての痛みやダルさ・張り感・頭痛・手指にかけてのしびれ・感覚異常など様々ですが、中には手首・指・肩・鎖骨などの骨折や脱臼をする事もあります。
指や手首の骨折の場合、当然ギプスやシーネ・副木などを用いて固定します。一般的には固定をしたらそのまま何週間かは固定をするだけになり早く良くなりたい方や早くスポーツ復帰したい方にとっては長く感じられる数週間だと思います。
実際に、骨折などは超音波やレーザー治療をする事により患部が刺激され骨癒合や組織の修復を促進する事も可能なため、行ったほうが良いとされていますが、固定の管理が大変なこと等で行っていないところが多いと思います。
当院では、その様な固定の管理(取り外し)を含め、可能な限りで早期からの治療をさせて頂きます。
交通事故後の痛みや悩みなどありましたらご相談ください。
当院では時間外でも受付させて頂きます
お勤め先の先輩・上司等の方に理解してもらえず症状が辛いのに時間の都合で通院ができない・保険会社さんからは整形外科に通うように言われているが受付時間が早いため通院の際は早退しなければならず、十分に通院できない等のご意見を少なくとも耳にしますが、当院では、受付時間を過ぎても事前にご連絡頂ければ時間外でも治療をお受け頂ける様になっておりますのでご安心ください。
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お願い!!
当院はInstagramでも身体の痛みや悩みに関する内容を中心に投稿しております。当記事が少しでもお役に立てたのであれば是非フォローして頂けると幸いです。また、交通事故に遭い当院へ受診を希望される場合は保険会社や医療機関にその旨を話す前に事前にこちらへご連絡下さるとスムーズに受診頂けます。その他、何かお困りの事等ございましたらお気軽にご連絡下さい。
(下記どちらでも構いません)
2016.05.21
脊柱側弯症
この時期、小・中学校では側弯症の検診があります。
脊柱側弯症とは、背骨が左右に曲がり、左右の肩の高さが違ったり姿勢が悪くみられる疾患です。
主症状は脊柱変形に伴う体幹変形で、肩の高さの非対称・腰のくびれの非対称・体幹バランス不良・骨盤傾斜・肩甲骨・腰背部の隆起(出っ張り)などが特徴的です。特発性側弯症の好発年齢は思春期の女性(中学生前後)で右にカーブする事が多いといわれております。
側弯症は痛みが伴わないことが多いため、発見が遅れ重症化する場合があるため早期発見が大切です。そのために検診にて医療機関への受診をすすめられた場合は必ず一度は受診しましょう。
レントゲンにてcobb角(コブ角)という背骨の曲がり具合を測り、状態をチェックします。
cobb角が20°~25°未満の場合は軽度・40°~45°未満を中等度・45°以上を重度と判断されますが、20°以上で装具療法・45°以上で手術をすすめられるのが一般的です。
20°未満の場合は要経過観察とし定期的なレントゲン検査を行い、運動療法との併用で改善または維持を図ります。
側弯症と診断された方は、体のバランス感覚が悪く、体が硬いことが多いため他のケガにもつながり易くなります。
当院でも、身体全体のバランス、姿勢、各筋肉・関節の固さ等を評価しバランス訓練・体幹トレーニング・姿勢矯正などを行っております。
その様な症状でお悩みの方はご相談ください。
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