2016.05.21
熱中症に注意
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れ体温調節機能が低下または働かなくなったりして体温上昇・けいれん・めまい・頭痛などの様々な症状を引き起こし、場合によっては意識障害を伴うこともある怖い病気です。
真夏の炎天下で起こりやすいのは、みなさんご承知のことだと思いますが、意外と知られていないのが、これからの梅雨の時期です。
梅雨の時期は、真夏に比べ気温事態は高くないですが湿度が高い時も熱中症になりやすいのです。家の中なら大丈夫・まだ若いから・自分に限っては大丈夫など過信せず喉の渇きを感じる前に、こまめに水分補給をしっかりする事が大切です。水分と一緒にミネラルやビタミンも失われるためスポーツ飲料や麦茶がおすすめですが、スポーツ飲料は当分も高いため水で薄めるなどして摂りすぎには注意しましょう。
熱中症が疑われる場合は、涼しい場所に移し脱衣・冷却・水分と塩分を補給します。
意識障害がある場合は直ちに医療機関へ行きましょう。
2016.05.20
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎
離断性骨軟骨炎というケガをご存知ですか?
野球をやっている選手・経験者であれば名前くらいは聞いたことがある方もいると思います。いわゆる、『野球肘』というものです。
野球肘は大きく3つに分類され、内側型・外側型・後方型がありその中の外側型が上腕骨小頭障害というもので、その関節軟骨が剥がれ落ち関節遊離体となる。これを『離断性骨軟骨炎』(以下OCD)といいます。
外側型
外側型は、小学校高学年~中学校低学年に好発し、発見されるのが遅く重症化することもあり最終的には関節鼠という遊離体になると手術で取り除かなくてはいけなくなる事もあるケガです。したがって一番重要なのは『早期発見』です。
投球phaseでいうと、後期コッキング期~加速期(acceleration)~フォロースルー期(follow-through)に起こることが多いとされています。
臨床症状としては、初期の頃は投球時の肘外側部分の違和感・引っかかり感を感じはじめその後、運動痛や圧痛(押されると痛い)が出始め、肘関節の可動域制限(曲げれない・伸ばせない)が見られます。
見浪によるX線分類等が有名ですが、初期の段階ではレントゲンには写し出されない事が多く、レントゲンで発見された時には、すでに進行期となっており発見が遅れ予後にも影響が出てくる事が懸念されています。
MRIでは早期発見ができますが、費用面や時間的な事を考えても簡単にとはいえないと思います。
当院では、エコー(超音波観察装置)を用いる事で、早期発見はもちろんですが簡易的にチェックをする事でケガを未然に防げるように心がけております。
野球現場での肘のチェックなどもご依頼いただく事が多く、何かあればご相談ください。
エコー画像は正常な肘です。症状が進行すると丸い輪郭部分に角ができたり、ボコボコしてきます。
2016.05.20
ストレスや自律神経症状におすすめの治療
ストレスや自律神経症状におすすめの治療
ストレスや自律神経の乱れという言葉は昨今では頻繁に耳にする言葉ですね
自律神経とは、活動する神経といわれる『交感神経』と休む神経といわれる『副交感神経』の二つに分類され、必要に応じて自動的に切り替わって働くようになっているので、意識して調節しなくてもオートモードで身体が調節してくれる便利な機能になっている反面、一度乱れが生じると自分の意志で修正できないというデメリットもあるんですよ。
自律神経症状ってどんな症状なの?
自律神経の役割は、血圧・体温・内臓機能の調節など自分の意志では調節できないものを自動的に感知し調整しております。分かりやすく言えば、交感神経は活動時・運動をしたり興奮状態(怒っている時)で優位になり、副交感神経は睡眠時(リラックス時)に優位になります。この自律神経のバランスがストレス等何らかが原因で崩れ調節できない状態を『自律神経失調症』や『自律神経の乱れ』とよび、頭痛・めまい・耳鳴り・体の痛み・倦怠感(ダルさ)・動悸・食欲不振・消化不良、精神面も不安定な状態になることがあり他にも数多くの症状があります。
そして自律神経症状は、生活リズムの乱れ・精神的なストレス(交通事故後のストレス)・ホルモンバランスの乱れなどから生じていると考えられていますが、各種検査をしても異常が見つからないことが多く、大勢の方が悩まされている症状だと思います。
自律神経症状の治療って何をするの?
自律神経症状に対して当院では、近赤外線照射治療をおすすめしております。(痛みや熱さはなく安心してお受けいただけます)
頚の前側方部にある星状神経節という自律神経の束になった部位へ近赤外線(体内のより深部を温める)の照射をすることにより自律神経の調節(副交感神経優位)をします。
鍼灸治療と併用すると更に良い
ストレスや自律神経症状には近赤外線照射が効果的ですが、併用して鍼灸治療を行うことにより更に治療効果が得られます。
実際に治療する場所は問題となっている患部や自律神経を調節するツボやストレスを和らげるツボ(頭や首・手にあります)を使用します。(ちなみに近赤外線照射は耳鼻科等他医療機関でも行っている治療法ですのでご安心してお受け下さい)
交通事故後の痛みや上記症状でお悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。
2016.05.19
鍼灸の適応症・こんな症状に効果があります
一般に、鍼灸療法は肩こり,腰痛、神経痛、関節炎ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。
鍼灸の適応例 最近、NIH(米国 国立衛生研究所)の見解として鍼灸療法の各種の病気に対する効果とその科学的根拠、西洋医学の代替治療として効果について有効であると発表しました。 鍼灸療法で有効性がある病気には、次ぎのものがあります。 【神経系疾患】 ◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー 【運動器系疾患】 関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) 【循環器系疾患】 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ 【呼吸器系疾患】 気管支炎・喘息・風邪および予防 【消化器系疾患】 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾 【代謝内分秘系疾患】 バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 【生殖、泌尿器系疾患】 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 【婦人科系疾患】 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊 【耳鼻咽喉科系疾患】 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎 【眼科系疾患】 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい 【小児科疾患】 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 上記疾患のうち「◎神経痛・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・◎腰痛」は、わが国においては、鍼灸の健康保険の適用が認められています。
鍼灸は何故効くのですか? 鍼灸の効果の研究は、各地にある研究所、医療機関、鍼灸大学、短期大学などで意欲的に進められております。総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として、中枢性及び反射性の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等の作用があり、ひいては、生体の恒常性(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられています。 また、古来より認められている鎮痛効果の解明も次ぎのような諸説があります。
- ゲートコントロール…針刺激が脊髄において痛みを抑制する。
- エンドルフィン…針刺激がモルヒネ様鎮痛物質の遊離を促し痛みを抑制する。
- 末梢神経の遮断効果…針刺激が末梢神経の痛みのインパルスを遮断する。
- 経穴(ツボ)の針刺激による痛覚閾値の上昇による鎮痛効果。
- 血液循環の改善…筋肉の緊張をゆるめ血行状態を良くする。
カテゴリー: ゆうき鍼灸接骨院について | Post : 2016.05.19 16:57
2016.05.17
交通事故後首の痛みと吐き気症状
交通事故後首の痛みと吐き気症状
交通事故(追突された被害者)に不運にも遭ってしまわれ、翌日には首の痛みと吐き気症状が強く出現された患者様が来院されました。
当日は何とも無かったが翌朝、起きると同時に首に激痛が走る様な痛みと、頭痛や吐き気等の症状が現れたそうです。
レントゲン検査では特に異常はなく湿布や痛み止めを処方され様子見と病院で言われたそうですが、あまりの辛さに耐えきれず当院へ来院されました。
追突事故後の症状はどんなものがあるの?
交通事故後の症状は、首や腰の痛み・張り・手足のしびれ・頭痛・めまい・嘔吐・不眠他、自律神経症状も多く様々なものがあり事故の状況・程度により個人差はありますが、訴えが強いことが多く生活に支障をきたす人もいらっしゃいます。
今回の患者様の場合は自律神経症状を強く訴えられたので、首の前方部にある星状神経節という神経の束にレーザーをあて自律神経系の調節を図り、首から背中の筋緊張を緩和させるために鍼治療をしました。
交通事故後の痛みは、最初の数日~数週間が重要であり無理をすると後々、症状が長引くことが多いので安静も必要です。
当院は、『交通事故専門の治療』プランもございますので、お困りの方はご相談ください。
当院では時間外でも受付させて頂きます
お勤め先の先輩・上司等の方に理解してもらえず症状が辛いのに時間の都合で通院ができない・保険会社さんからは整形外科に通うように言われているが受付時間が早いため通院の際は早退しなければならず、十分に通院できない等のご意見を少なくとも耳にしますが、当院では、受付時間を過ぎても事前にご連絡頂ければ時間外でも治療をお受け頂ける様になっておりますのでご安心ください。
お願い!!
当院はInstagramでも身体の痛みや悩みに関する内容を中心に投稿しております。当記事が少しでもお役に立てたのであれば是非フォローして頂けると幸いです。また、交通事故に遭い当院へ受診を希望される場合は保険会社や医療機関にその旨を話す前に事前にこちらへご連絡下さるとスムーズに受診頂けます。その他、何かお困りの事等ございましたらお気軽にご連絡下さい。
(下記どちらでも構いません)
-
2023.09.11
【交通事故】病院で治療も腰痛が治らず当院へ受診し鍼灸治療で改善(34歳男性) -
2023.09.06
磐田市で交通事故【むちうち】後の治療に当院が特化し選ばれている理由5選 -
2023.09.05
交通事故【むちうち】で首の痛み・頭痛が主訴の患者様が来院(磐田市41歳女性) -
2023.08.30
交通事故(むちうち)で自律神経症状が悪化。当院で鍼灸治療を行い改善 -
2023.08.24
手が痛いのは腱鞘炎ではなくリウマチ?こんな症状がでたら要注意
- ゆうき鍼灸接骨院について (28)
- スタッフブログ AO (3)
- スポーツでの怪我 (35)
- モテ鍼 (4)
- 交通事故後の痛み (21)
- 整体治療 (2)
- 症例 外傷 (4)
- 症例 骨折 (28)
- 身体の痛みについて (63)