磐田市に地域密着、骨折 脱臼 打撲 捻挫・肩 腰 膝などの痛みに対処する鍼灸接骨院

ゆうき鍼灸接骨院ゆうき鍼灸接骨院

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2016.10.06

肩関節周辺の痛み(腱板損傷)

最近、磐田市では各地で祭典が開催されています。

その祭典中に起こったケガの話をさせて頂きます。

先日、来院された患者様は祭典時に「肩車をされているときに転落し肩を打った」そうで数日経過しても痛みが治まらず腕も挙げられない状態だったため心配になり、当院へ受診されました。

患部を見てみると内出血(皮下出血)が腕の方まで出現しておりました。当初は肩に近いところに出ていたが徐々に色が薄くなり下の方へと下がっていったそうです。軽度の打撲で起こる皮下出血と骨折や筋・腱の損傷、断裂で起こる皮下出血では現れ方が違い、今回の患者様も軽度の打撲でみられる様な皮下出血ではなかったため、おそらく骨折や筋・腱の損傷をしていると疑いました。

結果、近隣の整形外科をご紹介しレントゲン検査で骨には異常がなかったですが、やはり腱板(けんばん)という肩の筋肉の部分断裂(損傷)と診断を受けました。幸いにも完全断裂ではないため痛みはあるものの徐々に肩が動かせるようになりつつありますが、放置しておくといつの間にか腕が固まってしまったり挙げられなくなってしまう事がありますのでしっかりと治療することが大切です。

この様にただの打撲・捻挫だと軽視せず痛みが強い場合や皮下出血が広範囲に出現する場合は当院へ受診下さい。

当院では、外傷によるケガ・交通事故後のむち打ち症状の治療の他、慢性的な肩こり・腰痛も治療する事が可能です。

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カテゴリー: | Post : 2016.10.06 15:51

2016.10.05

鎖骨骨折(clavicl fracture)

今回は鎖骨骨折についてご説明させて頂きます。

今回の患者様は自転車にて転倒し肩部を直接地面にぶつけたとの事でした。いつも同じことですが受傷機転(ケガをした体勢)を聞く事でおおよそどの箇所が損傷されてるか推測がつきます。今回のケースで考えられるとしたら鎖骨外端部骨折の他、肩鎖関節脱臼・上腕骨近位端骨折(大結節部等)・肩甲骨骨折などを疑います。もちろん骨折や脱臼の場合、腫れ以外にも皮下出血が広範囲にみられる事が多いため外観上も骨折しているか判断する際に重要となります。(ちなみに肩ではなく手をついた場合は手首の骨折や肘の骨折・脱臼・靭帯断裂、肩の骨折・脱臼等も考えられます)

問診後、視診に移ります。左右見比べ骨が突出している箇所はなかったですが、肩部に腫れがあり腕の方までムラサキ色に皮下出血しておりました。その後、触診に移ります。圧痛(押されての痛み)は鎖骨の外側付近にあり鎖骨外端部骨折か肩鎖関節脱臼が疑われました。

肩鎖関節脱臼の場合ピアノキーサインといい鎖骨を上から押すとピアノの鍵盤を押した時の様に鎖骨が沈みますがそういった徴候はみられませんでしたので鎖骨外端部骨折の疑いがより強まりました。

エコーで確認してみると健側とは明らかに違う骨の形状をしており段差がみられたため近隣の医療機関へご紹介させて頂きました。

鎖骨は呼吸にも関係しており腕を挙げる際も動くため完全に動かない様固定することが困難ですが他の骨に比べ癒合(治り)は早い方だといわれております。固定方法は一般的には鎖骨バンド・8の字バンド等といわれる専用のバンドで固定します(胸を張るように固定)(初期はバンド+三角巾)

固定期間は4週~6週前後で骨のくっ付き(癒合)具合をみて徐々に外していき、同時に腕を挙げる訓練を開始していきます。(鎖骨でも折れた場所により治りが早いところと遅いところがあります) 

当院では少しでも早く癒合(くっ付く)する様に超音波治療等特殊電気治療や鍼灸治療を行っております。

骨折や骨折後のリハビリでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

カテゴリー: | Post : 2016.10.05 10:45

2016.10.01

キーンベック病(Kienböck病)

今回はキーンベック病(Kienböck病)という手首の疾患についてご説明させて頂きます。

このキーンベック病とは手首周囲にある月状骨という骨が原因となり、20~50歳の成人男性で大工職などの手をよく使う職業の方に好発し、繰り返しの外力による微小外小説が有力ではあるが未だ原因は不明とされています。無腐性壊死といい骨への血流が乏しくなりやがて壊死し最終的には骨が割れて偏平化・分節化・圧壊され手首の構造上、土台となる月状骨を失った後は、周囲の骨も変形し最終的には手関節全体の変形を招き日常生活に支障をきたします。

症状としては、初期の段階では軽度の手首の痛み、運動制限(動かしづらい)程度のため受診せづ放置される場合や打撲・捻挫と間違われて見落としてしまう事が多く病態が進行してから発見される場合もあります。重症例では握力が低下し骨の上下を走行する腱(スジ)の皮下断裂や正中神経麻痺を合併する事もあります。

治療は、早期で軽症の場合に関しては保存的治療(手術しない)となり必要に応じてギプスや装具で固定をする事もあります。重症化するにつれて手術を選択する事も多くなりますが手術方法は様々ありますが、重症例の場合手術を選択しても100%の寛解は望めないと言われております。          (いかに早期発見するかが重要となります)

ですので重症化した例では予後(今後の状態)不良のものもあり隣接する手根骨(周りの骨)も変形していきます。

診断には変形・圧壊等の状態を把握するためにはレントゲン検査が不可欠ですが、早期の場合レントゲン上では異常がみられず見逃されてしまうケースも多々存在するといわれており、早期発見のためにはMRIが重要です。

当院では仕事等で手を酷使していて手首の痛みを訴える患者様はエコー(超音波観察装置)にて月状骨部を観察し不正像があった場合、一度医療機関に受診して頂く様お伝えしております。

当院では血行を良くするために鍼灸治療やレーザー治療・手技により前腕部からの負担を減らし痛みが軽減するよう治療させて頂きます。

手首の痛みでお困りの方はお気軽にご相談下さい。

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カテゴリー: | Post : 2016.10.01 11:07

2016.09.26

尺骨突き上げ症候群(ulnar impaction syndrome)

先日、手首の痛みを訴え来院された患者様がいらっしゃいました。 その方は手首小指側の痛みが主訴でした。 手首の小指側の痛みで思い浮かぶ疾患は、当院のブログにも載せましたTFCC損傷やguyon管症候群(ぎよんかんしょうこうぐん)・関節リウマチ等が考えられます。

この患者様の場合、3カ月前に手首の骨折をした既往があるとの事でエコーで観察してみると橈骨(という手首の2本ある骨のうち親指側の骨)が変形治癒して短縮(短くなって)おりました。

今回の痛みは小指側にあり骨折との関連性は無いように感じますが、実は大きく関連しております。

それは何故かというと元々この手首の2本の骨は長さ・構造的にバランスを保っており手首を支えております。骨折により変形治癒(短縮・橈屈への転位が残存)しているため、この2本の骨のバランスが崩れ橈骨が短くなるため相対的に小指側の尺骨が長くなり、名前の如く手首から指先方向へ「突き上げて」しまうのです。

この状態の事を「ulnar plus variance」といいます。

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尺骨が突き上げられることにより、軟骨・靭帯・骨が圧迫され痛みが生じます。

治療方法は骨切り術といい相対的に長くなってしまった尺骨を短く切り2本の骨のバランスを整える手術になりますが、保存的治療(手術しないで)で軽減する場合もありますのでそちらを優先的に試してみて、どうしても痛みが続く場合は手術する事をおすすめ致します。

当院では、痛みが強い炎症期は超音波治療器にて鎮静化しその後レーザー治療や鍼灸治療・モビリゼーションという手技でこの小指側への圧迫が少しでも軽減されるように治療させて頂きます。

そもそも骨折した際に、変形治癒させないように気をつける事が大切なのですが…

何かお困りの際は当院にお気軽にご相談下さい

 

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カテゴリー: | Post : 2016.09.26 15:26

2016.09.21

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)triangular-fibrocartilage-complex-injurise

先日、右手首の痛みを訴え来院された患者様がおられました。

原因を聞いてみると朝、起床時に手をついた際に痛めた。との事でしたが詳しく問診を続けていくと、日常的に手首を小指方向や外側に捻る動作を頻繁にしている事が分かりました。

症状としては、手首の小指側周辺の腫れと同部位を押した時の痛み(圧痛)・手首の動作痛では外側捻り・小指側への側屈・手のひら側へ曲げると痛みが増強しました。これらの事から考えられる疾患は限られてきます。

まず、外観上からは骨折や脱臼は考えにくく握力もほぼ問題なくシビレもなく皮膚の知覚も正常だったため神経症状も問題ないと判断しました。

ではこのような症状で考えられる疾患は何かといいますと「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)」です。

手首には2本の骨があり小指側の骨を「尺骨(しゃっこつ)」といいます。その尺骨の上に付着しているのがTFCCです。

名前のごとく線維(靭帯等)と軟骨が合わさり三角形状をしています。役割としては手首の骨を衝撃から守る他、安定性を維持するともいわれています。

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症状としては、手首の小指側付近の圧痛・手首を捻る動作や小指側へ曲げるなどTFCC部への圧・ストレスが加わると痛む・炎症症状や損傷が強い場合は安静時痛があり腫脹もみられます。

画像所見としては、軟骨部分のためレントゲンには写し出されないためMRIや超音波で評価します。

(超音波は手軽に観察でき安価なため頻用されるます)

治療方法としては、外傷性が強いもの・損傷度合いが大きい場合は数週間固定を行う事もありますが、その後は手首周りの靭帯や腱の動きを良くしたり前腕からの筋肉の緊張がより痛みを強め悪化させてしまうためストレッチ等のアプローチをし負担を減らします。当院では、超音波やレーザー治療器・鍼灸等で治りを早くする事が可能です。場合によってはテーピングやシーネ・ギプス等で固定させて頂く場合もございます。

TFCC損傷を軽視すると難治性といい治るのに時間を要したり、痛みが残存する可能性もありますのでその様な症状を感じましたら当院へご相談下さい。

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カテゴリー: | Post : 2016.09.21 12:23

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交通事故後の治療による通院の場合、診療時間外での受付も可能ですのでお時間等、ご相談ください。

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