2017.01.27
肩関節の拘縮治療について
以前当ブログでもご紹介させて頂きました肩関節の拘縮治療(詳しくはこちらをクリック)でご来院下さっている方の経過をかかせて頂きます。
その患者様はもともと、同時に3カ所(肩甲骨・鎖骨・肋骨)を骨折され+腱板断裂も併発しているので骨折が治癒した段階で手術も検討とドクターから説明をされておりました。
来院当初は、日常生活動作や仕事上でも支障があり肩の角度も90°位までしか拳上する事ができませんでした。
当院に来院された時にはすでに拘縮肩(肩関節周囲の筋肉が固まっている状態)となっており痛みも伴っておりましたので、当初の予想では今よりは肩も挙がる様にはなるがどこまで挙がるか・どこまで痛みが軽減するかはやってみないと分からないとご説明し治療に入らせて頂きました。
最初の頃は肩関節周囲の癒着も強く他動(反対側の手または自分以外の人に下から支えて挙げてもらう)運動でも制限が強く挙げられない状態でした。
それから数カ月が経過し今では、自動(自力)で140°・他動では180°まで拳上できるようになりました。(左肩が患側)

代償動作も入ってしまい、まだまだ100点とまではいきませんが仕事上でできなかった作業が何とか工夫して行えばできる様になったとの事でした。せっかくがんばって治療に通って下さっているのに結果がでないでは済まされない…と自分にも鞭を打つ気持ちで治療させて頂きました。
拘縮治療の場合、ただ力任せに動かしたり引っ張ったりすれば炎症が強まりよけいに痛みが生じ動きが悪くなってしまいますが、かといって全く痛くない範囲内で動かしていても前に進みませんので、動かした時の抵抗感を感じとりながら治療していきます(絶妙な力加減が必要です)
骨折等の固定後に関節が動かしづらくてお困りの方は当院にご相談ください。
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
-
2023.01.12
耳鳴りや難聴の症状には鍼灸治療が有効です。1日でも早く受診しよう -
2022.10.25
円皮鍼(針シール)で痛みを軽減シリーズ1腰痛に対しての貼り方 -
2022.04.25
交通事故による頭痛や吐き気には星状神経節へのアプローチが効果的 -
2022.02.15
ぎっくり腰の対処法は安静?正しい対処法を1から解説 -
2021.11.12
美容鍼をセルフで行う際に刺す場所やオススメのツボを1から徹底解説
- ゆうき鍼灸接骨院について (28)
- スタッフブログ AO (3)
- スポーツでの怪我 (35)
- モテ鍼 (4)
- 交通事故後の痛み (17)
- 整体治療 (2)
- 症例 外傷 (4)
- 症例 骨折 (28)
- 身体の痛みについて (61)