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2016.10.21

膝蓋骨骨折(patella-fracture)

膝蓋骨骨折について

膝蓋骨骨折について

今回は膝蓋骨(しつがいこつ)といい膝のお皿の骨折についてお話したいと思います。

膝のお皿は皮膚直下にあるため損傷を受けやすく、特に転倒などで直接膝を強打して発生することが多く骨折線(ヒビの入り方)は横型が多く50~80%を占め、その80%が中央部または遠位1/3部に生じる事が多いのですが、T字型やY字型など複雑な骨折になる事もあります。

直接膝を強打する以外にも、足(大腿部)に強い力が急激に入った際、骨が筋肉に引っ張られ骨が

骨折全体の1%を占め、成人に多くみられ男性が65%と若干多く、膝蓋骨(お皿の骨)は膝の伸展機構(膝を伸ばす動き)の中で重要な役割を担っているため骨折により膝の機能が著しく障害される場合もあります。(他にも正座が出来なくなる場合もあります)

臨床症状としては、膝蓋骨が骨折すると膝がパンパンに腫れます。これは膝の関節内に出血が生じ、関節内が血液でいっぱいになるからです。

(ちなみに軟骨の損傷・十字靭帯・半月板の損傷や断裂でも出血しますが、骨折の場合は血液+脂肪滴が混じりますので関節穿刺(関節に注射をして水や血を抜く事)し関節液の中に脂肪滴(血液の表面が光る様に見える)が見られれば関節内のどこかで骨折しているという事になります)

骨折が疑われる場合は、当院から医療機関をご紹介し医師に精査して頂きます。(必要であれば膝の関節液(血)を抜く事もあります)

骨折と判断した場合でも軽度であれば手術せず保存療法で治療します

(骨折した隙間が3㎜以上・関節面の段差が2~3㎜以上の場合は手術となります)

通常、シリンダーキャストといい大腿上部~足のくるぶしより少し上まで膝を伸ばした状態でギプスを巻き、固定し松葉杖にて歩行します。荷重は全荷重(FWB)・部分荷重(PWB)かは骨折の程度により異なりますが軽度のものであれば固定下での歩行を許可する場合もあります。

固定期間は3~6週間くらいが一般的ですが長くとも4週過ぎたら許容範囲内で少しずつ関節可動域訓練(膝を曲げていく練習)を開始し関節拘縮(関節が固くなる)の予防に努めます。骨の癒合(治り)も大事ですが、全く曲げられない膝になってしまっては元も子もないからです。

長期間固定していると筋委縮(筋肉が衰えてしまう事)してしまうため固定下で関節が動かない状態で膝に力を入れて筋力運動をし筋力の委縮を最小限にとどめます(足首は初期の段階からどんどん可能な限り動かして良いです)

レントゲン上で仮骨(新しい骨)が出現し、徐々に骨折部が安定してきたら固定をoffするかどんどん軽い固定にするとともに上記の様なリハビリを開始しますが、年齢や状態によっては二度と正座が出来なくなってしまう場合もありますのでリハビリが重要になってきます。

当院では、固定(ギプスを巻いたりシーネを作成したり)の管理からその後の治療まで可能ですので現在、拘縮治療をしているがなかなか改善しない方や治療を終了しているがもっと曲がるようになりたいとご自分で努力されておられる方も当院へ一度ご相談下さい。

当院では、鍼(はり)・灸(きゅう)治療や特殊電気治療を併用する事でより効果的に効率よく治療することが可能です。

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カテゴリー: | Post : 2016.10.21 19:00

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