2016.10.24
日本女子ソフトボールリーグ第9節 ホンダVS日立
昨日、磐田の城山球場にて日本女子ソフトボールリーグの試合があり観戦に行ってきました。
なぜかというと、7~8年前に私が勤めていた鍼灸接骨院にまだその当時、高校生だった患者さんが現在、Honda Revertaの投手としてご活躍されておりその選手が地元静岡で投げると聞き、わくわくしながら観戦に行ってきたわけです。22日・23日と2日間の試合日程でしたが、土曜日は終日診療、日曜の朝も仕事が入ってしまっていたため、最初から最後まで観る事が出来ませんでしたが応援に行けてよかったです。
7~8年前の事ですが、女子高校生のソフトボールの試合を初めて観戦した時は衝撃的だった事を今でも鮮明に覚えています。
チームメイトである他の生徒さんもそうでしたが、通院中の姿は普通の女子高校生って感じでしたがグラウンドでみる彼女たちは完全にアスリートで球の速さに驚きました。
その中でも際立って目立っていたのが、Honda Revertaの選手である彼女で、男性の僕からしても「かっこいい」と思ってしまうほどでした。
そして、そこから7~8年経った現在まで一つの競技を続けていられる事は当然、実力や才能があるからですが、それでも辛い時や苦難を乗り越え更に努力し続けているからだと思います。
何に関してもいえる事ですが始める事よりも、続ける事の方が大変だと思いますので、私も彼女(選手)を見習い努力したいと改めて感じました。
それにしても、あそこまでの競技レベルだと性別関係なく「かっこよく」、観戦している人に喜びや感動を与えられるものだと思います。
観戦している中に、小中学生の女の子もいましたが、選手がその子達の憧れとなる事で競技者が増え、認知度・競技レベルも更にあがると思います。
憧れの人となるってすばらしいですね。
私もそんな人になれるようにこれからも頑張ります。
肝心の試合結果はというと、見事 Hondaが勝ち連勝となりました。今シーズン残りわずかですが連勝のままシーズンを終われるよう祈っています。
選手の皆さんもお疲れ様でした。
カテゴリー: ゆうき鍼灸接骨院について | Post : 2016.10.24 11:39
2016.10.22
ド・ケルバン(de-quervain)病(手の腱鞘炎)
先日、手の甲側の親指付近の痛みでご来院された患者様がいらっしゃいました。
親指付近の痛みは、手を酷使する職業(美容師等)や主婦の方に多くみられ、親指から手首に沿って痛みが発生し、一般的には腱鞘炎といわれていますがその中にド・ケルバン病またはド・ケルバン腱鞘炎というものがあります。
これは長拇指外転筋(APL)と短拇指伸筋(EPB)という2つの腱が擦れあって摩擦が生じ狭窄性の腱鞘炎をきたしている状態です。
(諸家の報告によればEPB腱の病変が主病変であるとされています。)
拇指(親指)を過剰に使うことにより炎症が起き、手関節(親指側)の腫れや熱感・圧痛がみられ、ひどい場合親指を少し動かしただけでも手首から親指に沿って激痛が走るほどの痛みが生じ、捻髪音(ねんぱつおん)や握雪音(あくせつおん)といい手首を動かす際に腱(スジ)がギシギシと音がする場合もあります。
誘発テストとしては、Eichhoff testやFinkelstein test・麻生テストなどが代表的で親指に力を入れたり、手首を小指側に動かした際に同腱が引き伸ばされて痛みが出れば陽性となり本疾患をより疑います。
整形外科的治療方法は、消炎鎮痛を目的にシップを貼付するか注射を打ち、保存療法にて症状の寛解がみられない難治例に関しては手術を選択される場合もあります。
当院では特殊電気治療(超音波・レーザー治療器)にて炎症を抑えその後血行を促進し、手技にて腱の滑走性や筋肉の動きを良くし、ストレッチ等を行います。
急性期の疼痛が強い場合はギプス・シーネを作成したり、テーピングやサポーターで固定する場合もあります。
鍼(はり)・灸(きゅう)治療は腱鞘炎には有効といわれており、効果が期待できますので症状を少しでも早く和らげたい・治したいとお考えの方には最適です。
手首周辺の痛み・腱鞘炎・ばね指以外にも肩こり・腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談ください。
2016.10.21
膝蓋骨骨折(patella-fracture)
膝蓋骨骨折について
今回は膝蓋骨(しつがいこつ)といい膝のお皿の骨折についてお話したいと思います。
膝のお皿は皮膚直下にあるため損傷を受けやすく、特に転倒などで直接膝を強打して発生することが多く骨折線(ヒビの入り方)は横型が多く50~80%を占め、その80%が中央部または遠位1/3部に生じる事が多いのですが、T字型やY字型など複雑な骨折になる事もあります。
直接膝を強打する以外にも、足(大腿部)に強い力が急激に入った際、骨が筋肉に引っ張られ骨が
骨折全体の1%を占め、成人に多くみられ男性が65%と若干多く、膝蓋骨(お皿の骨)は膝の伸展機構(膝を伸ばす動き)の中で重要な役割を担っているため骨折により膝の機能が著しく障害される場合もあります。(他にも正座が出来なくなる場合もあります)
臨床症状としては、膝蓋骨が骨折すると膝がパンパンに腫れます。これは膝の関節内に出血が生じ、関節内が血液でいっぱいになるからです。
(ちなみに軟骨の損傷・十字靭帯・半月板の損傷や断裂でも出血しますが、骨折の場合は血液+脂肪滴が混じりますので関節穿刺(関節に注射をして水や血を抜く事)し関節液の中に脂肪滴(血液の表面が光る様に見える)が見られれば関節内のどこかで骨折しているという事になります)
骨折が疑われる場合は、当院から医療機関をご紹介し医師に精査して頂きます。(必要であれば膝の関節液(血)を抜く事もあります)
骨折と判断した場合でも軽度であれば手術せず保存療法で治療します
(骨折した隙間が3㎜以上・関節面の段差が2~3㎜以上の場合は手術となります)
通常、シリンダーキャストといい大腿上部~足のくるぶしより少し上まで膝を伸ばした状態でギプスを巻き、固定し松葉杖にて歩行します。荷重は全荷重(FWB)・部分荷重(PWB)かは骨折の程度により異なりますが軽度のものであれば固定下での歩行を許可する場合もあります。
固定期間は3~6週間くらいが一般的ですが長くとも4週過ぎたら許容範囲内で少しずつ関節可動域訓練(膝を曲げていく練習)を開始し関節拘縮(関節が固くなる)の予防に努めます。骨の癒合(治り)も大事ですが、全く曲げられない膝になってしまっては元も子もないからです。
長期間固定していると筋委縮(筋肉が衰えてしまう事)してしまうため固定下で関節が動かない状態で膝に力を入れて筋力運動をし筋力の委縮を最小限にとどめます(足首は初期の段階からどんどん可能な限り動かして良いです)
レントゲン上で仮骨(新しい骨)が出現し、徐々に骨折部が安定してきたら固定をoffするかどんどん軽い固定にするとともに上記の様なリハビリを開始しますが、年齢や状態によっては二度と正座が出来なくなってしまう場合もありますのでリハビリが重要になってきます。
当院では、固定(ギプスを巻いたりシーネを作成したり)の管理からその後の治療まで可能ですので現在、拘縮治療をしているがなかなか改善しない方や治療を終了しているがもっと曲がるようになりたいとご自分で努力されておられる方も当院へ一度ご相談下さい。
当院では、鍼(はり)・灸(きゅう)治療や特殊電気治療を併用する事でより効果的に効率よく治療することが可能です。
2016.10.19
磐田南高校野球部トレーナー活動
本日、磐田南高の野球部のサポートに行ってきました。 選手達はテスト期間だったそうで練習時間が変則的なため私と時間が合わず3週間ぶりになってしまいました。 学生は部活に勉強にと大変ですね。文武両道とはこの事ですね。私とは無縁な言葉です… 本日は1年生大会があり、ケアが必要な選手だけ学校に残ってくれたのでじっくり治療ができました。 1年生はテスト明けすぐに試合というハードスケジュールで普段以上に身体の調整が難しかったでしょう。 徐々に症状が軽減してパフォーマンスが上がっている選手もいれば、新たに痛みが出ている選手もいました。 これからもケアする事により、少しでも選手達の身体の調子が良くなり、パフォーマンスが上がる様にお手伝いできれば嬉しいです。
2016.10.18
慢性的な肩こり・頭痛には鍼治療が有効です
昨日、背部(背中)の張り・凝り感を訴え来院された患者様がおられました。
日常的に肩こりや頭痛がありここ数日、特に症状が悪化したため当院へ受診下さったそうです。
自覚症状としては、背部の張り感が主訴で昨日までは頭痛もありましたが来院当日は頭痛は治まっておりましたが、触診していくと肩部~頚~項(うなじ)~後頭部の方まで筋緊張が強く『ガチガチ』でした。
座った時の姿勢も猫背気味で典型的な肩こりになり易い身体をしており、そこからも症状を悪化させている様子でした。
当院ではまず問診・視診・触診等を行い、各種理学検査・エコーにて所見をとり評価をします。ただの「肩こり」と決めつけ必要な検査を怠る事で患者様の身体の隠れた病変を見落としてしまう可能性があるからです。
肩こりが姿勢からきているのか、頚椎(首の骨)からきているのか等同じような症状でも原因が全て同じではないのです。
この患者様は、頚椎の圧迫検査(Jackson test・spurling test)や手の握力・巧緻動作障害・腕~手指にかけての感覚異常等はほとんど見られず、エコー(超音波観察装置)画像上でも大きな損傷を疑わせる様な所見はみられなかったため頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群、頚椎症性神経根症等の可能性は現時点では少ないと判断致しました(当然、今後症状を放置した場合その様な疾患を医師により診断されるような状態になる可能性はありますが…)
以上の事を評価した上で治療に移ります。
姿勢を整体にて矯正する必要もありましたが、まず主訴である背中の張り・凝りをとるべく鍼治療をさせて頂きました。
この患者様は鍼治療の経験が無かったため、刺す深さ・刺激量を調整し受けて頂きました。治療後に思ったより鍼を刺される時の痛みを感じなかったと言って下さりこちらも安心しました。
日常的な肩こりや腰痛・頭痛に悩まされている方は、そのまま放置せず早い段階で治療する事をおすすめ致します。
当院では、慢性的な肩こり・腰痛の他にもスポーツ障害・交通事故後の痛み(むち打ち損傷)・自律神経系の症状等でも治療できますので安心してお気軽にご相談下さい。
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