ブログ– archive –
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足関節捻挫 三角靭帯損傷(ankle-sprain-deltoid-lig-inj)
先日、サッカー中に足を捻挫された方が来院されました。発生機序としては、左足でボールを蹴ろうと右足で踏み込んだ際にその軸足となる右足首を捻ったとの事でした。一般的に足首の捻挫の場合、内返し捻挫(足裏が内側を向く方向)が圧倒的に多く骨折や靭帯... -
むくみ・冷え症にはお灸が効果的
近頃、朝晩の寒さが出てきて、日中との寒暖の差が大きく感じる様になってきました。真冬は当然ですが、この時期は寒暖の差が激しく季節の変わり目という事もあり体温調節機能など、身体も通常以上に働くため、免疫が下がり疲れがちで風邪を引きやすいです... -
頚椎症性神経根症(首の痛みと腕の痛み)
首から肩や腕にかけて痛みやシビレが出ていてお困りの方が来院されました。しかも腕にかけての痛みは言葉が出ないくらいの痛みのようで表情も硬く大変お辛そうでした。問診後、頚椎(首)の動きを確認したところ、左側屈(左へ首を倒す)や左回旋(左へ振り向く... -
整形外科との連携
当院では骨折や脱臼、その他にも症状により医師の診断・ご判断が必要なときはこちらから医療機関をご紹介させて頂く場合がございます。例としては、当院に初めて来院された際に臨床症状やエコー画像にて骨折が疑われる場合や、なかなか引かない強い痛みが... -
肩関節周辺の痛み(腱板損傷)
最近、磐田市では各地で祭典が開催されています。その祭典中に起こったケガの話をさせて頂きます。先日、来院された患者様は祭典時に「肩車をされているときに転落し肩を打った」そうで数日経過しても痛みが治まらず腕も挙げられない状態だったため心配に... -
鎖骨骨折(clavicl fracture)
今回は鎖骨骨折についてご説明させて頂きます。 今回の患者様は自転車にて転倒し肩部を直接地面にぶつけたとの事でした。いつも同じことですが受傷機転(ケガをした体勢)を聞く事でおおよそどの箇所が損傷されてるか推測がつきます。今回のケースで考えられ... -
キーンベック病(Kienböck病)
今回はキーンベック病(Kienböck病)という手首の疾患についてご説明させて頂きます。このキーンベック病とは手首周囲にある月状骨という骨が原因となり、20~50歳の成人男性で大工職などの手をよく使う職業の方に好発し、繰り返しの外力による微小外小... -
尺骨突き上げ症候群(ulnar impaction syndrome)
先日、手首の痛みを訴え来院された患者様がいらっしゃいました。 その方は手首小指側の痛みが主訴でした。 手首の小指側の痛みで思い浮かぶ疾患は、当院のブログにも載せましたTFCC損傷やguyon管症候群(ぎよんかんしょうこうぐん)・関節リウマチ等が考えら... -
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)triangular-fibrocartilage-complex-injurise
先日、右手首の痛みを訴え来院された患者様がおられました。 原因を聞いてみると朝、起床時に手をついた際に痛めた。との事でしたが詳しく問診を続けていくと、日常的に手首を小指方向や外側に捻る動作を頻繁にしている事が分かりました。 症状としては、... -
磐田南高校トレーナー活動
今週の活動報告をさせて頂きます。今回は新たに坐骨結節部の痛みが主訴の選手をケアさせていただきました。坐骨というのは文字通り「座る」ときに床にあたる骨で、大腿部で有名なハムストリングスという筋肉が付着している場所が坐骨結節といいます。この...
