2017.01.23
身体が冷えるこの寒い時期の肩こり・腰痛等にはお灸が効果的です
気温が上がる日が少なく寒さがより厳しい季節になってきましたね。寒さというのは痛みを強くする原因の一つです。
例えば、関節は温度が下がる事によって潤滑が悪くなるので動かした時に傷めたり痛みが強くなったりもしますし、筋肉も循環が悪くなれば柔軟性が低下しますので、その状態で無理をすればやはり傷めやすく「肉ばなれ」や「ギックリ腰」等になってしまいます。
そんな冷えからくる症状・痛みには「お灸(おきゅう)」治療がおすすめです。
そもそもお灸って何でできているかというと、ヨモギの葉っぱの裏にある白い綿毛を精製したもので、ヨモギはヨーロッパの方では「ハーブの女王」とまで言われるほど様々な効果のある薬草で増血作用以外にも止血作用もある万能薬とされているそうです。
お灸の熱はコタツなどで使用される遠赤外線の熱とも違い、単に温めるという目的だけでなく経穴(ツボ)にすえる事で冷え症・肩こり・腰痛・むくみ・ストレス・不眠等の他にも様々な症状の改善に効果を発揮してくれます。 (白血球を上げる効果もあるとされているので免疫機能が高まり「風邪」等の予防にもなり身体全体の健康維持にも最適です)
お灸がお好きな方の中に「匂いが好き」という方もいらっしゃいますが、実際に最近の研究で煙にもリラックス効果がある事が分かっているそうです。
ちなみに私個人の考えとしては、「ぎっくり腰」になる前駆症状(まえぶれ)はお灸治療が効果的で「ぎっくり腰」いわゆる急性の腰痛症になってしまった際は、鍼(はり)治療の方が効果的だと思います。
当然ですが、誰でもギックリ腰になる前に未然に防げた方が辛い思いをせず良いとお考えだと思いますので身体の不調・違和感を感じましたら、それは身体からの警告だと思いお早目にご受診下さい。
お灸というと「火傷」するイメージですが現代のものは基本的に火傷しないようになっておりますのでご安心下さい。
上記の様にお灸の周りが一時的に赤くなります。これは火傷ではなくその周りの皮膚の下にある毛細血管が拡張し循環が良くなった際に現れる「フレアー現象」と呼べばれるものです。
お灸をする部位・個人差は多少ありますが、より大きくこの赤みが出た方が効果が期待できます。 (痕も残らず時間の経過とともに次第に消えます)
皆さんも何か辛い思いや痛みでお困りの方はなるべくお早目にご受診下さい
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
2017.01.21
磐南野球部トレーナ活動
今週もトレーナー活動へ行ってきました。
先週に引き続き、冬季練習ということで筋力トレーニングが多かったため筋肉痛や筋の張りを訴える選手が多くいましたがそれに加えて持久走大会の練習が始まり1日5㎞を体育で走るそうで足のふくらはぎ部分(すね)の骨の痛みであるshinsplints(シンスプリント)を訴える選手が何人かいました。 (シンスプリントについて詳しくはこちらをクリック)
昨年は硬い路面を走るのが多いコースだったため同部の症状を訴える生徒が続出したため今年はコースを変更されたそうですが、それでも走る量が急激に増えれば痛みが出現してもおかしくありません (ちなみに監督の戸塚先生にその事をご報告すると、「まだ始まったばかりでこれからがきつくなるのに困ったなぁ~」との事でした…みんながんばれぇぇぇぇ~)
この冬の時期、ケガ人「0」で乗り越えれるよう私も気合を入れてがんばります。
春・夏 甲子園出場が待っています。。。
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
2017.01.20
交通事故時の追突によるむち打ち症
交通事故時の追突によるむち打ち症
交通事故によるむち打ち症状等の早期回復・後遺症「0」を目標に当院では治療させて頂いております。
むち打ちって何?
むち打ちとは交通事故等で首の周辺が痛む総称のようなもので、実際にはむち打ち症・外傷性頚部症候群・頚椎捻挫・頚部捻挫などが診断名として用いられる事が多く、交通事故等の衝撃が人体に加わった際に頭部が各方向に振られ首ももそれに吊られてられて引っ張られる様子が鞭(むち)の動きに似ている事から「むち打ち」といわれる様になりました。
むち打ち症はどのような症状なの?
むち打ち後の症状は様々あり事故の衝撃度合い等や個人差があるので一概に言えませんが、一般的には次のものが挙げられます。
むち打ち症の主症状
- 首~背中~肩にかけての痛み・張り感・凝り
- 頭痛や頭重感
- 耳鳴り・めまい
- 吐き気
- 上・下肢(手足)のシビレや振戦(ふるえ)
- 食欲低下・消化機能低下(胃もたれ)
- 倦怠感(ダルさ)
- 不眠
- 精神的不安(うつ症状)
等です。上記に挙げたもの以外でも考えられる症状はありますが、共通していえる事は自覚的症状が多く他覚的(自分以外の人)所見が乏しいため一見、問題なさそうに見られがちであるため周囲の人から理解してもらいにくい場合があります。そのために会社を休めない・保険会社さんの対応が悪い等で辛い思いをされていらっしゃる方もたくさん診させて頂いてきました。
当院では時間外でも受付させて頂きます
お勤め先の先輩・上司等の方に理解してもらえず症状が辛いのに時間の都合で通院ができない・保険会社さんからは整形外科に通うように言われているが受付時間が早いため通院の際は早退しなければならず、十分に通院できない等のご意見を少なくとも耳にしますが、当院では、受付時間を過ぎても事前にご連絡頂ければ時間外でも治療をお受け頂ける様になっておりますのでご安心ください。
実際のところ、むち打ちというのはレントゲン上では写し出されない靭帯や関節包など軟部組織といわれる箇所を傷めている場合が多いため客観的に証明しづらい事も確かですが…
むち打ち症はどれぐらいで治るの?
むち打ち症の治療期間の目安はおおよそ3カ月とされておりますが、個人差もありそれより早く治る方もいらっしゃいますが軽症でも時間を要する場合もあり、追突事故当日は緊張や興奮状態で痛みを感じにくくても翌日や2~3日後・遅い方は1週間~数週間ほど経過してから症状が出現するケースもありますので少しでも異変を感じたら必ず一度は受診される事をおすすめ致します
(数週間経過してから受診を希望しても交通事故としての痛みと認められない場合もありますのでなるべく早期受診が望ましいと思います)
むち打ち症はどんな治療をするの?
一般的な治療方法は電気治療や牽引・シップ・薬等ですが、それだけではなかなか症状が改善しないことが多いため当院ではそれ以外にも特殊電気治療(超音波・レーザー)やウォーターベッド・鍼灸治療・テーピング・国家資格取得者による施術・手技をご提供させて頂く事でより高い治療効果を発揮しますので症状の改善もしやすいと思います。
例としましては、むち打ち症状の中には自律神経系の症状が多く存在するため、その自律神経症状を和らげるため「星状神経節部へのレーザー照射」を行う事でそのような症状が軽減されるよう治療を行っております
もちろんの事ですが、追突=むち打ち損傷。だけではありませんので骨折など骨に異常が無いかを医療機関にてきちんと精査して頂く事は必須となりますので必ず医療機関に受診して頂く事が重要です。(当院から特定の病院(先生)をご紹介させて頂く事も可能です)
当院だけでも年末~年始にかけて交通事故の被害に遭われて辛い思いをされている方が何人かいらっしゃるくらいですので、普段から被害者・加害者どちらにもならぬ様十分にお気をつけて運転下さい。
日常でのケガ(捻挫や骨折)もそうですが万が一、不運にも交通事故に遭われて痛みでお困りの方がいらっしゃいましたら保険会社さんや医療機関の先生に相談・受診する前に当院へ先にご相談ください。
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
お願い!!
当院はInstagramでも身体の痛みや悩みに関する内容を中心に投稿しております。当記事が少しでもお役に立てたのであれば是非フォローして頂けると幸いです。また、交通事故に遭い当院へ受診を希望される場合は保険会社や医療機関にその旨を話す前に事前にこちらへご連絡下さるとスムーズに受診頂けます。その他、何かお困りの事等ございましたらお気軽にご連絡下さい。
(下記どちらでも構いません)
2017.01.19
橈骨下端骨折後の尺骨突き上げ症候群(手首の痛み)
今回は昨日に続き、橈骨下端骨折(手首の骨折)後の症状についてご紹介させて頂きます。
この患者様は、骨折した際に他院にて整復(ズレた骨を元の位置に戻す)したそうですが転位(ズレ)が戻しきれず、手首に2本ある骨のうち橈骨(とうこつ)という骨が折れて短縮(短かくなって)したまま治癒とされてしまったため動かす事が困難という事で当院を受診されました。
初診当初は、手首も手指ほとんど動かせない状態で辛そうでしたがお灸や拘縮治療により徐々に動かせるようになり日常生活上の不便さも少なくなってきました……が、当初よりご本人にもお伝えしておりましたが、手首の小指側に痛みを感じる様になってきました。
これはおそらく骨折時に変形治癒し橈骨が短くなってしまったためもう1本の骨の尺骨(しゃっこつ)が相対的に長くなり軟骨等を圧迫してしまう尺骨突き上げ症候群による痛みが出現したと考えられます。(尺骨突き上げ症候群について詳しくはこちらをクリック)
当初は手首や手指の関節の動きが固く制限されていたため痛みが現れていませんでしたが、徐々に関節が動く様になりストレスがより加わったのだと思います。骨折後に不運にも拘縮が強く残ってしまうと手が動かしづらく大変な思いをされる事がありますが、骨折時に骨の変形があればしっかり整復(折れた部分を引っ張って元に戻す)をしておかないとそれも後々痛みの原因・後遺症となります。 (骨折の転位(ズレ)がなければそのまま固定し、年齢・職業等その方のおかれている環境によっても多少異なりますが転位が大きいケースや折れ方によっては手術される事をおすすめする場合もあります)
上記のように骨折された場合、初期の判断・初期の治療・固定方法・固定範囲・固定期間も固定除去後のリハビリも全てが重要でどれが欠けても元の状態に近づけなくなってしまいます。
当院ではエコー(超音波観察装置)にて骨折の状態を評価し適切な判断ができる様に努めておりますので安心して受診下さい。
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
2017.01.18
骨折後等の拘縮治療には鍼灸が有効です
以前、ご紹介させて頂いた橈骨下端骨折後の拘縮治療(詳しくはこちらをクリック)の患者様のその後の経過をお伝えさせて頂きます。
当初は手首の動きも悪く、指先も拳を握る事さえできない状態でしたので日常生活でも支障をきたす事が多かったのですがその後、拘縮治療やより治療効果を高めるために、お灸治療も併用してお受け頂きました。
お灸の熱刺激にて硬くなってしまった靭帯や滑走性が低下した腱に対してアプローチする事でより治療効果が上がり改善しやすくなります。
握力は、初診時 左33.0 右11.4
現在 左33.6 右23.3 (10㎏以上アップしました。)
拘縮(関節が固くなってしまった)の患者様の握力を強くするためには、まず各関節の動きが改善されなければ筋力トレーニングすら行えない為、容易な事ではありません。(一度、固まってしまった関節を元に近づけるためには時間もかかりますし、リハビリも痛みを伴う事が多いため拘縮を起こさないようにする事が大切です)
握力も改善し各関節の可動域制限も改善され日常生活上の支障も徐々に減ってきました。まだまだ完璧とまではいきませんが可能な限り元の「手」に近づく様治療をさせて頂きます。
当院では、骨折や脱臼の治療(整復・固定の作成、管理・固定除去後の適切なリハビリ)も得意(接骨院とは本来、それが当たり前なのですが…)としておりますのでお怪我をされてしまった方は安心して当院へ受診下さい。
また、他の治療院や医療機関にて治療を受けているが改善しない・治療を終了されたがまだ痛い・まだ関節の動きが固い・痛む等でお悩みの方も当院へお気軽にご相談ください。
肩こり・慢性腰痛・膝の痛み・スポーツ障害・ケガ・交通事故後の痛み・むち打ち損傷・各関節の拘縮(骨折後)等 身体の痛み・悩みがあれば当院へお気軽にご相談下さい。
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