慢性的な肩こり・頭痛には鍼治療が有効です

昨日、背部(背中)の張り・凝り感を訴え来院された患者様がおられました。

日常的に肩こりや頭痛がありここ数日、特に症状が悪化したため当院へ受診下さったそうです。

自覚症状としては、背部の張り感が主訴で昨日までは頭痛もありましたが来院当日は頭痛は治まっておりましたが、触診していくと肩部~頚~項(うなじ)~後頭部の方まで筋緊張が強く『ガチガチ』でした。

座った時の姿勢も猫背気味で典型的な肩こりになり易い身体をしており、そこからも症状を悪化させている様子でした。

当院ではまず問診・視診・触診等を行い、各種理学検査・エコーにて所見をとり評価をします。ただの「肩こり」と決めつけ必要な検査を怠る事で患者様の身体の隠れた病変を見落としてしまう可能性があるからです。

肩こりが姿勢からきているのか、頚椎(首の骨)からきているのか等同じような症状でも原因が全て同じではないのです。

この患者様は、頚椎の圧迫検査(Jackson test・spurling test)や手の握力・巧緻動作障害・腕~手指にかけての感覚異常等はほとんど見られず、エコー(超音波観察装置)画像上でも大きな損傷を疑わせる様な所見はみられなかったため頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群、頚椎症性神経根症等の可能性は現時点では少ないと判断致しました(当然、今後症状を放置した場合その様な疾患を医師により診断されるような状態になる可能性はありますが…)

以上の事を評価した上で治療に移ります。

姿勢を整体にて矯正する必要もありましたが、まず主訴である背中の張り・凝りをとるべく鍼治療をさせて頂きました。

この患者様は鍼治療の経験が無かったため、刺す深さ・刺激量を調整し受けて頂きました。治療後に思ったより鍼を刺される時の痛みを感じなかったと言って下さりこちらも安心しました。

日常的な肩こりや腰痛・頭痛に悩まされている方は、そのまま放置せず早い段階で治療する事をおすすめ致します。

当院では、慢性的な肩こり・腰痛の他にもスポーツ障害・交通事故後の痛み(むち打ち損傷)・自律神経系の症状等でも治療できますので安心してお気軽にご相談下さい。

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