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腰痛による疼痛性側弯とは?

先日、左殿部から下肢にかけて若干のシビレと痛み(鈍痛)を訴えて来院下さった患者様に疼痛性側弯<ruby>疼痛性側弯<rt>とうつうせいそくわん</rt></ruby>がみられましたのでご紹介させて頂きます。
疼痛性側弯とは…
一般的に『ぎっくり腰』と呼ばれる急性腰痛症や腰椎椎間板ヘルニアの急性期等で腰部痛が著しく現れた時、無意識に痛みから逃れようと身体が楽な姿勢に傾くと外観上で脊椎(背骨)が側方等へ傾き曲がってしまう事をいいます。
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この患者様は当初、腰痛よりも殿部痛が強く次第に下肢まで痛みが波及していきました。日常生活上でも、靴下が履けなかったり朝起床時の痛みが強くなり医療機関にてブロック注射の治療を受けたりもされたそうですが翌日には痛みが戻ってしまう様な辛い状態で、同時に腰部痛も強くなりだしたので初めてではありましたが当院にて鍼治療を受けて頂く事になりました。
現在、一回目の治療を終えた時点ですが殿部から下肢への痛みやシビレの症状はほぼ消失しましたが腰部痛が残存しています。下肢の症状はブロック注射をしても改善しない程でしたので、一回で変化がでるか多少心配でしたが改善している様子でしたので安心しましたが、まだ腰部痛が残っておりますので、完全に痛みが無くなる事を願い治療させて頂きます。
疼痛性側彎は治るの?
疼痛性側弯は原因となっている痛み(腰痛)が軽減されれば、自然になくなり背骨が真っ直ぐに戻りますので、過度な心配をしなくとも大丈夫ですよ。



