手の掌側板損傷

本日、手の中指を突き指したとの事でご来院された方がいらっしゃいました。 ボールが手に当たり反対方向に引っ張られ痛めた。との事でした。 指のケガは腫れる場所・内出血が出る場所である程度、どこの部位が損傷しているかが分かります。 今回の患者様の場合、ボールが指に当たり手の甲側へ指が引っ張られた。という受傷機転と内出血がPIP関節(第2関節)部の掌側(手のひら側)に見られたため、掌側板損傷(しょうそくばんそんしょう)・中節骨基底部剥離骨折(ちゅうせつこつきていぶはくりこっせつ)を疑いました。 この内出血の出方は典型的なもので、突き指をした。と来院された方によく見られる症状です。 この様な症状をただの突き指と判断し、そのままにすると中々腫れや痛みが治まらなかったり、指が曲げられなくなる可能性もあるので注意が必要です。 今回の患者様はエコーで確認したところ、剥離骨折の所見が見られなかったためアルフェンスシーネで固定させて頂きました。 通常であれば、2週間前後固定をして、徐々に可動域訓練をしていき、押した時の痛みがなくなり、ストレステストも陰性になれば治癒となります。 当院では固定の管理も含め、なるべく頻繁に来院して頂き治療することで、1日も早く回復する様心がけております。 軽い突き指だと軽視せずしっかりと治療する事をおすすめ致します。 何かお困りの方は当院にご相談ください。 IMG_1992

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